研究手法
섹션 개요
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2019年6月29–30日に南部オホーツク海の知床半島東岸に設けた2定点にて,北海道大学水産学部附属練習船おしょろ丸による採水及びネット採集を行いました(図1)。試料は固定して持ち帰り,蛍光顕微鏡下でマイクロプランクトンの種及びサイズ測定を行いました。ネット採集は,目合い63 µmのVMPS*1による水深0–1,000 m間を3層に分けた昼夜の鉛直区分採集と(p1.図),中層トロールによる水平曳き採集を行いました。VMPS試料は船上で分割し,生きた動物プランクトンは種・発育段階毎にソートし,現場水温条件の濾過海水中で飼育し,排泄した糞粒を固定しました。VMPSの残りの試料とMOHT*2試料も固定して持ち帰り,試料中に出現した動物プランクトンについて,種・発育段階毎に計数,サイズ測定し炭素で表しました。VMPS試料中に多く出現した糞粒は,画像イメージングスキャナのZooScan*3(概要図)により画像データを取得し,糞粒の数とサイズを定量し,炭素量で表しました。