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      • 主に貝、多毛類、甲殻類、魚類を食べる。

      • 下顎の腹側前方に2対の口ひげがある。軟骨質の硬いひげで、ひげの表面には微細な突起がある。突起の開口部に味蕾があり、水中の化学物質(臭い)を感知する。硬いひげが口の前方で下に伸びているので、泥の中の餌を探し、口で吸い込むのに適している。底魚のタラのひげと似ている。

      • 成魚には歯が無く、餌を吸い込むようにして丸呑みにする。

      • 細長い胃はループ状になっており、胃の末端(幽門部)には、分厚い筋層を伴った膨大部がある。この筋層が収縮して食物をペースト状にすり潰す。これは鳥類の砂肝と同じような役割を果たしている。