用語集
緩衝液(かんしょうえき):濃度が変化してもpHが大きく変化しない溶液
字幕
1
00:00:05,605 --> 00:00:10,777
(アクトミオシンは)粒子が
小さすぎるため 遠心力をかけ
2
00:00:10,777 --> 00:00:12,912
不溶化したものを
沈殿として回収します
3
00:00:12,946 --> 00:00:21,521
アクトミオシン以外のタンパク質は
塩濃度を下げても不溶化せず
4
00:00:21,521 --> 00:00:24,90
遠心分離をしても
上澄みに留まります
5
00:00:24,90 --> 00:00:25,792
そして 上澄みを捨てれば
6
00:00:25,792 --> 00:00:31,598
沈殿から より純度の高まった
アクトミオシンを回収できるというやり方になります
7
00:00:31,598 --> 00:00:40,507
遠沈管2本に (懸濁液を)
同じ体積になるように加えます
8
00:00:40,507 --> 00:00:46,312
(2本の遠沈管の)重さは
天秤を使って揃えます
9
00:00:46,312 --> 00:00:51,351
(遠心分離を行います)
10
00:00:51,351 --> 00:00:56,356
(同じ重さの遠沈管が 対称になるよう)
11
00:00:56,356 --> 00:01:01,361
(高速冷却遠心機の ローターにセットします)
12
00:01:01,361 --> 00:01:06,866
蓋を閉めます
13
00:01:06,866 --> 00:01:12,872
蓋をしないと (試料)が漏れたときに
(遠心機の)中身が大変なことになります
14
00:01:12,872 --> 00:01:15,275
この(外側の)蓋も
よく閉めます
15
00:01:15,275 --> 00:01:22,315
回転数1万1千回
回転時間5分間 温度4℃ に設定します
16
00:01:22,315 --> 00:01:30,757
回転半径と回転数の表があって
1万1千回転だと1万g かかるようになっています
17
00:01:30,757 --> 00:01:34,461
スタートボタンを押します
18
00:01:34,494 --> 00:01:36,730
回転が始まる音がします
19
00:01:36,730 --> 00:01:41,901
回転数が1万1千 に達するまでは
そばから離れないようにします
20
00:01:41,901 --> 00:01:44,938
回転する音以外にも
21
00:01:44,938 --> 00:01:48,508
冷蔵機能付きの遠心機のため
22
00:01:48,508 --> 00:01:54,147
ガーッという音が鳴りますが
正常の範囲内の音です
23
00:01:54,147 --> 00:02:06,860
機械が揺れたり
まっすぐ回っていないような音がしたりすると危険です
24
00:02:06,860 --> 00:02:07,894
今回は 大丈夫ですね
25
00:02:10,563 --> 00:02:14,401
7千回転 8千回転と
(回転数が)徐々に上がっていきます
26
00:02:14,401 --> 00:02:20,674
ACCELとDECELは9という値が最大で
加速も減速も最大速度になっています
27
00:02:20,674 --> 00:02:25,11
(回転数) 1万8百 1万9百
28
00:02:25,11 --> 00:02:27,814
回転数が設定(1万1千)まで上がると
タイマーがスタートします
29
00:02:27,814 --> 00:02:29,215
今から5分間 回ります
30
00:02:29,215 --> 00:02:30,717
(遠心分離 終了!)
31
00:02:30,717 --> 00:02:32,986
(遠心分離 終了!)
蓋を開けます
32
00:02:32,986 --> 00:02:39,225
(遠沈管を冷やしながら
実験室に持ち帰ります)
33
00:02:39,225 --> 00:02:45,899
(白く沈殿しているものが
不溶化したアクトミオシンです)