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    • 3尾のウナギを40Lの水槽に収容し、水質管理および水の循環のためエアレーションを入れました。

      (環境DNAの変動が個体差ではなく、飼育条件によるものを確かめるため、飼育期間中ずっと同一個体を用いました)


      ウナギはまず1ヶ月間絶食させて、設定温度15℃(測定水温 16-17℃)の水槽で馴致させました。

      → 絶食・低水温 (Non-Feeding & Low temperature : NFL)

      採水後、絶食のまま、水温を25℃に設定し(測定水温 22-23℃)、2週間馴致させました。

      → 絶食・高水温 (Non-Feeding & High temperature : NFH)

      採水後、、給餌を始め、水温は低水温に戻して(測定水温 16-17℃)、2週間馴致させました。

      給餌・低水温 (Feeding & Low temperature : FL)

      採水後、給餌のまま、水温を上げて(測定水温 22-23℃)、2週間馴致させました。

      → 給餌・高水温 (Feeding & High temperature : FH)


    • 採水は2週間の馴致後に実施され、採水して水は現場ですぐ濾過しました。

      (実験期間中、給餌は週2回(火、金)、水槽の掃除は給餌有無と関係なく週2回(水、土)実施し、採水がある日(火)は採水の後に給餌をしました)


      サンプルは、濾過量と濃度の関係を見るため 50 mL、100 mL、200 mL でそれぞれ3反復とりました(計9サンプル)。