3)-6 観測の記録
試料をどのような方法で採取したかという情報は調査・研究を行う上で最も基礎的なデータとなります。そのため、採泥を行った「日時」や「場所」(緯度・経度・水深で表される)、「得られた試料の性状」などを記録します。また、採泥作業ごとに異なる記号・番号を決めておき、野帳と試料の標識ラベルの両方に記入しておくことで、各試料がどのようにして得られたものかを容易に振り返ることができます。
試料そのものの情報だけでなく、作業時の海況や使用した採泥器の仕様といった補足情報を併せて記録しておくことで、次回以降の採泥地点や採泥方法を検討する際の材料として活用することもできます。専用のシート(野帳)を用意し、系統的に記録を残している研究機関も少なくありません。