現在、津軽海峡周辺海域に生息する魚介類の資源変動の主要因となる生活史初期の生態に関する研究を行い、資源変動を予測するために必要な情報を得ています。
持続的な海洋生物資源の利用には、1)加入量決定要因を解明し、資源の自然変動に適応した漁業を行う必要があります。これは常に多くの漁獲を保証出来ないということであり、漁獲量が少ない場合でも経営が成り立つような2)資源を大切に利用する工夫(高付加価値化)も必要となります。また、これらに加えて、3)海洋生物資源を保全する担い手の育成も重要であると考えられます。
当研究室では、研究はもちろんこれら担い手の育成活動も促進していく予定です。