元田 茂先生(1908-1995)
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元田 茂(もとだ しげる)先生は北海道大学農学部水産学科浮游生物学研究室(札幌)および北海道大学水産学部浮游生物学講座(昭和25年函館に設置)において多くの学生の教育を行い、1952年に日本プランクトン研究連絡会(現在の日本プランクトン学会)を設立、初代会長を務めるなど、我国のプランクトン研究の発展に大きく貢献しました(図4)。昭和46年(1971年)に北海道大学を退官の後は、東海大学海洋学部にて教鞭を執り、平成7年に腎不全のため逝去しました。元田先生は卓抜したアイディアと画才センスを持ち、プランクトン研究に関する器具を多数開発しました(図5)。元田先生が開発した機器の真骨頂は、単純な機械ですが、確実な動作をする機器にあり、現在のプランクトン研究においても様々に使用されています。


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