セクションアウトライン

    • クロロフィル濃度(右図)2月から3月にかけて、全層で急激に増えています。珪藻の大増殖(ブルーム)が発生したためです。光が届かない深度でもクロロフィル濃度が高いのは、表層で増殖した珪藻の群体が沈降してきたためです。

      イソプレン濃度(左図)2から3月にかけて、混合層内で増えています。光合成生産にともなうイソプレン放出によるものです。光が全く届かないところでも、イソプレンが増えていました。初めて、暗所でのイソプレン生産を観測から捉えられました。