<動画字幕>生菌数測定 混釈平板法
それからもう1つ、混釈平板法っていうのも説明が書いてあります
これもごく簡単にできるので今日やろうかと思います
混釈平板法はあまり環境中に微生物がいて欲しくないようなサンプルに対してやることが多いです
環境衛生検査だったり食品の検査だったりによく使います
名前の通り寒天培地の中にサンプルを混釈して(混ぜ込んで)いきます
ちょっとお見せします
こちらの方は小田島川の河川試料の原液を使っていきます
滅菌した新しい空のシャーレを準備してください
ここに無菌操作下で1mlサンプルをとってください
これも中央に滴下をしてください
その後ZoBellの寒天培地まだ三角フラスコに残ってると思うので
あらかじめ溶かして60℃程に冷やしておいてください
それをシャーレの中にゆっくり流し込んでいきます
いつもの平板を作るのと同じやり方です
終わったらまだ固まる前にゆっくり培地と試料が混ざるように
5~6回でいいので撹拌していってください
この状態で固めていきます
固まったら逆さまにして培養していきます
培養すると先ほどの寒天の中に菌の集落ができてきます
今回1ml入れているのでかなりびっしり色々な微生物が入ってくると思います