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      • カイアシ類は、世界中の海洋において、多細胞動物プランクトンの中で最優占する(個体数やバイオマスの約80%程度を占める)甲殻類です。
      • カイアシ類の体長は0.5~10 mm程度で、その食性も、多くの種は植物プランクトンや単細胞動物プランクトンを食べる、粒子食性種ですが、他の多細胞動物プランクトンを餌とする肉食性種や、表層から沈降してきたマリンスノーやデトライタスを餌とする、デトライタス食性種も含みます。
      • カイアシ類の種分化には餌や食性の違いが大きな影響を及ぼしていると考えられており、種数は中層(200-1000 m)で多くなります。これは中層でカイアシ類の餌が多様であることの反映と考えられています。