水産物は世界の動物性タンパク質供給量の16%を担う重要な食料資源です(JFTC月報オンライン、2020年3月号)。
しかし、水産物には、一度に沢山獲れる・鮮度低下が早い・季節や魚種によって成分が変動する、などの特性があり、その保存や加工に工夫が必要です。
本授業では、水産物を食料や工業原料として利用する際に用いられる製造・加工法、有用成分の分離・精製法などについて理解を深めることを目標とします。