章节大纲

    • 担当教員 バウア・ジョン・リチャード ( 大学院水産科学研究院 ) 工藤 秀明 ( 大学院水産科学研究院 ) 秋田 晋吾 ( 大学院水産科学研究院 )

           笠井 亮秀 ( 大学院水産科学研究院 ) 磯田 豊 ( 大学院水産科学研究院 ) 佐々木 貴文 ( 大学院水産科学研究院 )

    • 海洋環境科学担当:
      1-1. 淡水の成層・対流実験
      1-2. 塩水の成層・対流実験
      1-3. 沿岸域の水温塩分の鉛直分布の解析
      2-1. 数値モデルの基本的な考え方を簡単なボックスモデルを通して理解する
      2-2. 海洋現象を記述する基礎的な方程式である「流れを記述する式」と「拡散を記述する式」の係わり合いを理解する
      2-3 「流れを記述する式」から波動方程式を、「拡散を記述する式」から拡散方程式を導出する
      2-4 波動方程式と拡散方程式の厳密解を求める
      2-5 差分法の基礎( 安定性・差分スキーム・陰解法・非線形の取り扱い)を学び、厳密解と数値解の違いを学ぶ
      2-6 波動方程式の数値計算を例に、メッシュ分割から差分化、プログラミングまでを学ぶ
      2-7 ラプラス方程式で記述される物理現象を理解し、この方程式の数値解法を学ぶ

      海洋共生学担当:
      1-1. 水産増養殖や地域特異資源の対象種となる水産生物(例としてサケ類を予定)について、その分類、形態および生態について実際の生物標本に触れて、測定・観察等を行う
      1-2. 上記対象種の増養殖や高度利用に関する映像や数値資料からその実態を体験し理解する
      2-1. 英語でのコミュニケーション: わかりやすい発表と文章を書く方法の基本
      2-2. 海洋資源科学に関する国際的な科学的トピック(捕鯨、DDT汚染、原子力、遺伝子操作食品等)についてのディベート(討論)の実践
      3-1. 漁業センサスを用いた水産経営構造に関する基礎的分析を行い、その結果について討論する
      3-2. 漁業・養殖業生産統計年報等を用いた漁業生産構造に関する基礎的分析を行い、その結果について討論する