<動画字幕>塩類要求性試験培地への接種
塩類要求性試験上の培地への接種のデモンストレーションをしてもらいます。
まず始めに塩類要求性培地①~④の4種類の培地を準備してください。
今、実験机の上に乗っけてもらっているように4種類の塩類要求性培地を準備してください。
では、早速やってみましょうか。
この操作では白金線を使います。
同じように試験官と培地の間に白金線を刺して冷やしてから菌体をとります。
次は、平板培地に線を描くように接種をする画線培養をやっていきます。
まず塩分要求性①のプレートに線を1本引くようになぞってください。
この時に培地を削らないようにやさしく線を描いてください。
続いて、滅菌せずに②の培地に同じように画線培養をしていきます。
③の培地に関してはオキシダーゼ・カタラーゼ試験でも菌体を使いたいので菌を多めに接種していきたいです。
今は線を1本描いたのですけど
線をこんな感じでなぞると、何回か往復させて
菌体を多めに採れるように1本の線を描いてください。
今までの白線は画線培養1本だったのですけど
今度は少し多めに往復させて1本の線を描くようにしてください。
それで塩類要求性③の培地に接種をしてください。
それでは④に接種してください。
④は①、②と同じ様に1本の線で菌体を接種します。
今の4枚のプレートに接種で1株終了という形になります。
同様に他の株についても塩類要求性培地に接種をしていってください。
その時に1枚のプレートがあったら
今、1株接種してもらったと思うのですけど
他の株も同じようにこういうレイアウトで接種をしてください。
平板培地が少ないところがあると思うのですけど
ここに関してはプレートに4株を接種していきます。
なので十字の様な形で接種をしてください。
これ25℃ですね。
37℃陸生細菌に関しては3株あると思うのですけど
Es1とMi3とB7
B7は増殖がいいので他の2株と離してできるだけ端の方に寄せて画線培養を行ってください。