單元大綱

    • <動画字幕>平板培地の作製①

       (窓やドアが)全部閉まった状態であることを確認してください。

      その後、自分の実験台ですけど、エタノールのスプレーでよく消毒をしてもらいます。

      三角フラスコですね、デモンストレーション用で冷えているものを使いますがみなさんのはかなり熱いです。

      水道水を使って、直接水をあてて冷やしてください。

      だいたい60℃くらいまで冷やします。

      少し触って、少し熱いなと思うくらいまで冷やしてください。

      水をあててよく撹拌しながら冷やしてください。

      冷やし過ぎないように気を付けてください。

      40℃くらいで寒天は固まってしまいます。

      冷やし過ぎるともう一度溶かし直さないといけませんので固まらない程度にしてください。

      自分の手をエタノールスプレーで消毒してください。

      今度はガスバーナーで無菌操作をですね。

      学生実験ではガスバーナーを使って簡易的な無菌の空間を作り出すということをしていきます。

      ガスバーナー各班で4本用意しているのでそのうちの12本を元栓につないでください。

      ガスバーナー点けてもらいます。

      火を点けてください。

      ガスバーナーの使い方は大丈夫ですかね。

      下がガス、上が空気です。

      ガスの量を調整して空気の量を調整して青い炎ですね、赤い炎を出さないように気を付けてください。

      炎の高さを半径とした円。

      それからちょうど火が舞い上がっていますから上からの落下細菌、バクテリアが落ちてくるのですけども上昇気流で追い出すという形で自分の半径が無菌の空間になります。

      ですから後ろに人が通ったりして炎が揺れると無菌の空間が壊されてどんどん(細菌が)中に入ってしまうので無菌操作をしている時には、後ろ通る時できるだけゆっくり歩くように、無菌空間を壊さないように気を付けてもらいたいと思います。


    • <動画字幕>平板培地の作製②

      炎の高さは1520㎝くらいにしてください。

      次は滅菌したシャーレを出してゆきます。

      新聞紙を丁寧に外していって中身を出してもらいます。

      それも無菌の空間の中で作業してもらいます。

      蓋のほうを上に5枚重ねて全部同じ向きに自分の正面にガスバーナーとシャーレを持ってきてください。

      今度、培地の三角フラスコのほうですけど麻ひもを外して硫酸紙外して

      それから1枚中綿が入っていますので、中綿の部分外してゆきます。

      このとき少し濡れているので中綿をとるのと同時に、綿栓がとれてしまうことがあるのでとれないように気を付けて外していってください。

      こういう状態です。

      それで培地は60℃で熱くてですね、ずっと持っているのは、結構困難と思いますので軍手をして作業してもらうことになります。

      まず綿栓を外していきます。

      小指と手のひらでぐっと押さえてねじりながら栓を抜いてください。

      抜くと同時に三角フラスコの口の部分ですけど火の中を通して軽く火炎滅菌をしてください。

      それでこの状態でシャーレを全開しないで少しだけ開けて培地を注ぎ込んでゆきます。

      ゆっくりゆっくりシャーレ120㎖ですけどゆっくりゆっくり流し込んでいって

      底一面に寒天の培地が広がるくらいまででだいたい1520㎖入っています。

      広がって、あと56㎖注ぎ込んだらそれで十分に注ぎ込まれているので

      1枚どかしてそのシャーレを実験台の上に置いていってください。

      それを繰り返してゆきます。最初にみなさんは10枚ですね。

      この平板培地を作ってもらうことになります。

      培地を注ぎ込んだら、寒天を硬化、固めていきたいので、できるだけ温度冷やした方がいいので、実験台の上に直接置いて、速やかに固まるようにしてください。

      また重ねてしまうと保温効果でなかなか寒天が固まらないということになりますのでできるだけ11枚実験台に直接置くようにしてください。

      これを繰り返してゆきます。

      所定の枚数、5枚もしくは10枚注ぎ込んだら、まだ培地が残っている場合は、残っている培地、無菌操作をしているので無菌の状態を保って保管することができます。

      また三角フラスコの口の部分を火炎滅菌して栓をして栓をしっかりして、この状態で無菌の状態を保つことができます。

      明日以降、なにか雑菌とか入って無ければそのままこの培地また溶かして使うことができます。

      1520分くらいで寒天固まってくると思います。

      逆さまにして蓋でも身でもいいのですけど、必ず班名と培地の種類を書いてもらって

      37℃のインキュベーターの中に入れて寒天培地の表面にある水分を十分に乾燥させるということをします。

      37℃に入れておくと、もし雑菌が混入している場合、雑菌の混入もコンタミしているかがわかります。