<動画字幕>乾熱滅菌
ここは301滅菌室ですね。
入って左のほうに白い立方型の機械が2台あります。
これが乾熱滅菌機です。
まず外側の説明からいきますけど右側の下のところに主電源があります。
それを入れてもらうとディスプレイがありまして
そこに何かしら表示が出てくるはずです。
今ちょうど、緑色の数字が2時間を示します。
オレンジ色の数字が160℃と温度の設定ができています。
それから蓋を開けていきますけど、中の方ですけど熱源が電気式のヒータが下の方に入っています。
熱源が下からくることでかなり高温になりますから
それで、新聞紙で包んだシャーレを下段に置くと場合によっては燃えてしまうこともあるので新聞紙で包んだシャーレは上の段に置くようにして下さい。
三角フラスコは下の段。
これが中の庫内の壁に触れないように置いてください。
できれば一つ離して奥も必ず離して置くようにしてください。
できるだけいっぱいになるようにつめてもらいたいと思います。
全部入れ終わったら、蓋を閉めてもらって、
ここに「滅菌中」と書かれているロックを必ずかけてもらいます。
実はここのロックがすごく簡単に開いてしまって
少し経つとすぐに開いてしまうものですから
滅菌中に蓋が開いてしまうと、中に急に酸素が入って引火して
しまう時があり危険なのでロックするのを忘れないようにして下さい。
ちょうど手元の位置なのですけど、START/STOPボタンがあります。
これを1回押すとさっきの2時間160℃に向けてやって、
それをもう1回押すと今みたいにピッとなって
今これ160℃に上げていますという
右肩上がりの表示がされているようになります。