單元大綱


  • 三世と同様の船尾トロール型 全長72 メートル 総トン数1,383 トン(後に1,396 トン)

    従来の効率よく獲る・生産するための「漁業」の研究『水産学』から、「海洋・水圏資源の持続的生産と効率的利用」および「海洋生態系や環境の保全」を目指した体系的な『水産科学』へと教育目標が変化するに伴い、実習航海の内容も次第に海洋調査に重点を置く航海が増えて行きます。そして、2008 年には北太平洋海洋科学機構(The North Pacific Marine Science Organization;PICES)の海洋モニタリング賞( PICES Ocean Monitoring Award;POMA)を受賞しました。

    調査航海と並行して全学教育科目の一般教育演習として単位化された全学に開かれた「フレッシュマン航海」や他大学の学生が乗船する「教育関係共同利用拠点」としての航海も始まりました。また、2011-2014年には東日本大震災で被災した岩手県立宮古水産高校の実習航海をはじめ「震災対応」の航海もさせて頂くことが出来ました。