章节大纲

  •  測定の精度などを考慮に入れ、測定値や分析値として合理的根拠のある数字の桁数のことをいいます

     分析化学の試験にて答え欄に、12.34567636455 のように、アホみたいな(合理的根拠のない)桁数で濃度値を書いたら、一発でバツを食らいます。実験レポートに記したって、相当なマイナスポイントです。

     

    まず、有効数字に慣れましょう。


    • 慣れて覚えるのが早いので、例題を示します。


      例題


      ① “1.0”と数値を表記すれば、この数値の有効数字の桁数は2桁である。

         → 1.0 ±0.05の誤差を持つことを意味する.

             (3桁目で誤差をもつので、有効な数字は2桁である)

          (0.95x1.05の範囲に含まれる数値のことである)


      ② “25”と数値を表記すれば、この数値の有効数字の桁数は2桁である。

         → 25 ±0.5の誤差を持つことを意味する。

          (24.5x25.5の範囲の数値のことである)

       

      ③ “0.020”と数値を表記すれば、この数値の有効数字の桁数は2桁である。

         → 0.020 ±0.0005の誤差を持つことを意味する。

          (0.0195x0.0205の範囲の数値のことである)

       

      ④ “25×102”と数値を表記すれば、この数値の有効数字の桁数は2桁である。

         → 25×102 ±0.5×102の誤差を持つことを意味する。

          (24.5×102x25.5×102の範囲の数値のことである)

       

      ⑤ “2500”と数値を表記すれば、この数値の有効数字の桁数は4桁である。

         → 2500 ±0.5の誤差を持つことを意味する。

          (2499.5x2500.5の範囲の数値のことである)



      もう、慣れたでしょうか。