有機物分類のキーワードと特徴づけるサイズ

 有機物コースのキーワードは、「溶存」、「粒子態」、「重力落下」、「凝集」、「ガス化」です。これらを特徴づけるのが「サイズ」です。海水中での物質の輸送では有機物が中心的な役割を果たします。運び屋である有機物のサイズが決定的な意味をもちます。


 海水中の物質サイズを変える最大の要因は、生物の作用です。

生物作用による有機物サイズの変化】(本コースのあとのページで再び説明します)

① 海水中の物質(無機栄養塩や無機炭素)が生物に同化されれば、粒子状の有機物になります。

② 生物体の粒子状有機物が食物連鎖で高次捕食者に食われれば、巨大化します。

③ 死骸や糞粒を微生物が分解すれば、細粒化、いずれ溶存態有機物や溶存無機物質に戻ります。

④ 溶存態有機物が微生物に利用されれば、食物連鎖に戻ります。(腐食連鎖、微生物ループ)


有機物の定義

 有機物とは、「生物に由来する炭素化合物」と定義されます。(ただし、炭素の単体や、炭酸塩鉱物、二酸化炭素をのぞく) これには、いま生きている物、排泄物や死骸、それらの分解・変質が進んだ物を含みます。


 まずは、有機物の種類を生物体と非生物体にわけてから、サイズで区分しましょう。




แก้ไขครั้งสุดท้าย: ศุกร์, 29 พฤษภาคม 2020, 9:30AM