2023年度ひらめき☆ときめきサイエンス:海岸動物の行動生態学実習:ヤドカリや巻貝も「周囲の目」を気にする!?
โครงสร้างหัวข้อ
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海岸動物の行動生態学実習
〜ヤドカリや巻貝も「周囲の目」を気にする!?〜
「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは、大学の研究室が日本学術振興会と連携して、大学や研究機関で行われている最先端の研究に、小・中・高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうという趣旨のプログラムです。本プログラムは「ひらめき☆ときめきサイエンス」の1つです。
本プログラムは高校生向けの体験プログラムですが、中学生でも参加可能です。午前中は、大学の先生や大学生、大学院生たちと一緒に海岸に出かけて色々な動物を観察したり採集したりする「磯採集」をおこない、午後には、採集してきた動物などを使った簡単な体験実験や、北海道大学水産学部海洋生物科学科の動物生態学研究室でおこなわれている研究内容の紹介などをおこないます。研究に 取り組む大学生たちに気軽に質問することもできますよ。
本プログラムのスケジュール
開催日:2023年8月5日(土)午前8時00分 〜 午後3時00分
場 所:北海道函館市港町3丁目1−1 北海道大学水産学部
内 容:海岸での動物観察・磯採集(貸切バス等で移動)、実習室で体験実験・観察・研究内容の紹介など
*本プログラムはオープンキャンパスではないため水産学部の公式な紹介はいたしません。ただし、本学に関するご質問には本プログラムの進行に支障のない範囲で、また、担当教員の知っている範囲でお答えできます。
定 員:20名
*保護者の方々の同伴も歓迎です。ただし、人数超過のために実習室での見学をお断りさせていただく可能性もあります。あらかじめご了承下さい。
参加費:無料。中高校生の昼食代(お弁当、お茶)も無料です。申し訳ありませんが、予算の使途制限の都合上、保護者の方々の昼食のご用意はございません。ーーー 詳細スケジュール ーーーーーーーー
8:00–8:20 受付:函館キャンパスの正門から入ると、正面に6階建ての管理研究棟が見えます。この管理研究棟の正面玄関ホールに受付があります。胴長のサイズ合わせも、この時間にすませる予定です
8:20–8:30 開講式:担当教員の挨拶と簡単な説明のあとで、皆さんにも簡単に自己紹介をしてもらいます
8:30–11:00 磯採集・観察:貸切バスで、函館湾西岸の葛登支岬周辺海岸(茂辺地漁港の横)に出かけます。ヤドカリと、その他のおもしろそうな生物を採集します
11:00–12:00 レクチャーと実験:「ヤドカリは貝殻を引っ越すとき、周囲の目を気にする?」というテーマのレクチャーと実験をおこないます
12:00–13:00 昼食・自由時間:自由時間では室内の水槽を閲覧しながら簡単な研究紹介を聞いてもらってもよいですし、キャンパス探検にでかけてもらってもよいです
13:00-14:30 レクチャーと実験:ヤドカリだけでなく、貝や魚の研究から数学を使った動物研究まで、大学生たちの様々な研究をかいつまんでレクチャーします。実験はヤドカリのオスによるメスをめぐる闘争の実験などになる予定ですが、当日の進行に応じて対応します
14:30–15:00 クッキータイム・修了式:お菓子(たぶんクッキーではない)を食べながらおしゃべりする形式で、質問などを受け付けます
15:00 終了・解散ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本プログラムへのお申込・お問い合わせ
本プログラムへのお申込
*「申込先メールアドレス」に、下記「申込内容」を記載の上、メールにてお申込みください。
申込先メールアドレス:wadasあっとfish.hokudai.ac.jp (あっとを@に変換してご利用ください)
担当教員名:北海道大学水産科学研究院 和田 哲
申込内容:①氏 名、フリガナ、②生年月日、③連絡先住所(郵便番号)、④電話番号、⑤E-mail、⑥在学する学校名・学年、
⑦保護者・学校関係者の同伴の有無(「有」の場合、同伴者の氏名・フリガナ)、
⑧保護者の同意の有無 (受講希望者は保護者の同意を得ることとします。)
申込期間:2023年5月1日から7月10日まで(定員に達し次第、終了します)本プログラムをキャンセルされる場合
本プログラムのキャンセルを希望する場合には、下記連絡先にご連絡してください。社会状況や体調の変化により、直前にキャンセルせざるをえない事態が生じることも十分に承知しています。たとえ当日にキャンセルされる場合があったとしても、どうぞ遠慮なさらずにご連絡下さい。本プログラムのお問い合わせ先
*可能な限りメールにてお問い合わせください。
メールアドレス:wadasあっとfish.hokudai.ac.jp (あっとを@に変換してご利用ください)
電話番号:0138-40-5547プログラムの概要
このプログラムでは、(1) 高校生があまり教わる機会のない 「行動生態学」 を紹介すること、(2) 海岸動物の行動・生態研究に対する関心を高めること、そして、(3) 海岸動物が意外と他個体を気 にしながら暮らしていることが、観察と実験で科学的に実証できると実感してもらうことを目指してい ます。
「遠隔授業」は高校生の皆さんも体験したことがあると思います。そこでこのプログラムでも、皆さんに、事前にインターネットの解説付きスライドや、実習で観察できる動物 の動画などのオンデマンド教材を配信します。以下をご覧ください。
プログラム当日は、実習として函館湾の海岸での磯採集や、そこで採集された動物を使った簡単 な実験や観察、そして解説(私たちの研究成果を紹介するなどの短い発表)をおこないます。また、 昼食後に自由時間をとり、高校生の希望に応じてキャンパスツアーや小型動物観察会を開催しま す。先生に質問したり、大学生や大学院生に質問したり、おしゃべりする時間もじゅうぶんにありま すよ。
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本プログラムに関するスライド資料と動画資料は以下のとおりです。
プログラムへの参加を迷っておられる方、単純に生き物の話題が好きな方もどうぞご自由にご覧ください。・行動生態学入門:ヤドカリのオスはどのような情報を利用して、配偶行動をおこなうか?
本プログラムで紹介する「行動生態学」という学問分野と、ヤドカリの研究に関する紹介です。
大学の授業(90分間)をもとに作られていて情報量が多いので、全部読まなくても(前半だけでも)大丈夫ですよ。・巻貝も「托卵」する
こちらは北海道で「真ツブ」として有名な巻貝エゾボラのメスに関する紹介です。上記のヤドカリよりも短い小話です。・函館湾にすんでいる動物のフィールド図鑑
「葛登支いきもの図鑑」
「七重浜いきもの図鑑」
北海道大学水産学部動物生態学研究室のみんなで作成したフィールド図鑑です。
きれいな写真と味わい深い解説文をお楽しみください。
これからも新しい動物が発見されたら更新していきます。・函館湾にすんでいる動物の簡単な紹介youtube動画集
北海道大学水産学部動物生態学研究室のメンバー(学生、職員)が作成した動画集です(以下を参照)。
研究室の楽しい雰囲気がそこはかとなく伝わってくる、でしょうか。
動画の右上にある丸をクリックすると研究室のyoutubeアカウントに移動できます。
これからも新しい動画が作成されたら更新していきます。
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私たちのおもな調査地、函館湾西岸の葛登支岬周辺の海岸を撮しました。本プログラムでも、この海岸に出かけて磯採集をします。
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